お風呂浴槽 ひび割れライニング修理【横浜市青葉区】

藤が丘にてお風呂補修
一年前に補修してもらったのだけど塗料が剥がれてヒビも入って来ていて心配なのですが、、とご相談でした。

写真には写し込めないということで現調に伺いお話を聞いてみると、その補修業者さんは私に風呂補修を指導してくれたY社長の所でした。
材料等は把握していましたので、剥がれについては、使用している塗料と足付け処理の仕方によっては致し方ないだろう…という感じなのですが、ひび割れるというのは解せない。

これまで指導いただいたやり方で補修してきて再度ひび割れが生じたという事例が一事例もありません

だから、いったいどんな補修をしてあるのか、塗料を剥離して確認の上での再補修とさせていただく事となりました。
前回の補修内容は15cm程度の傷2ヶ所で80,000円程と言う事でした。

 

初日

まずは塗料を剥離👇

全部塗膜が取れました👇

白いのはパテの様でしたので研磨して剝離しました👇

剥離して見てみると補強処理なされておらず、薄い平織りのファバーが一枚貼られている状態でした。
それも一箇所…
FRPをかけてあるところの防水は叶っているようですが、お湯の圧によっての浮き沈みがあったせいか、塗膜にひびが生じたというところでしょうか…
もちろんFRPのかかっていないひび割れについても同様の理由で再度ひび割れが生じていたのでしょう…
剥離剤の強烈な臭気に防毒マスクをしていても具合が悪くなっているせいかもしれませんが、この補修跡や費用請求に苛立ちと怒りが込み上げます。

初日の作業はここまでです。

何故、これで良しとしたのか…
施工に来ていたのは若い男性と女性と言う事だったので、私に指導してくれたY社長では無い様でした。
補修による不具合が絶対に起きないなんて事はありませんが、この補修跡は少なくとも最善を尽くした物で無いのが見てとれます。
Y社長の所は昨年社長が亡くなり廃業されている為、3年保証とされているお客さまが連絡を取ろうにも連絡が取れないのは仕方無い事ですが…
この補修を見て、残念でなりません。

同じ指導を受けた人でも、現場でやり方を変えてしまう。
楽な方へ、楽な方へ…というのは、なんとも悲しいものです。
同時に自分のこれからについても考えてしまいます。
後継者を育てるべきか否か
自分の仕事の引き際や施工に対しての責任を果たせる範囲だったりも含めて、誠実な仕事とはなんぞや、と改めて考えさせられています。

2日目

とにかくしっかり補強!!

まずはひび割れ部を彫り込んでFRPを積層して繋ぎます👇

その上に2種類のファイバーを使い厚く硬い層を作ります👇

FRPを流し込みます👇

これが万全なのかと言われたら判らない。
しかし、在来浴槽で裏板補強が出来ないのならば、これくらいのライニングは、しておきたい。
コアマットも持って来たけど、そこまで底面が弱っている訳ではないので予算考慮しつつ、今回はこんな方法。
ひび割れ部分は削り込んで繋ぎ、更に2種類のファイバーで厚みをつけて強度を上げる。
1時間程、硬化を待って一回目のパテして終了かな〜
天気下り坂?
雲が立ち込めてきました。
雨もポツポツしてきました。
うーん、道具下げる時までお天気もって欲しかったのに残念😭

3日目

朝からパテ処理。

今日はお天気も良くて順調♪

まぁ、無事に完成~🎶✨

結局、側面までサービス塗装(笑)
お客さんは剥離剤の処理した時の変色をそのままでも良いって言ってたけど…
やっぱり気になっちゃって…
近所に住んでいるお孫ちゃんが遊びに来るっていうから綺麗なお風呂が良いじゃんね〜♪

うぉっしゃ!
明日からも頑張るぞーー!

 

【本日の修理内容】
補修名:お風呂浴槽 ひび割れライニング修理

修理料金:145,000円(税別)

ご利用ありがとうございました(*^_^*)

 

 

施工者プロフィール

八木
八木
「なおせるものは なんでもなおす なおしびと」八木です。「なおしびと」は漢字で「癒し人」と書きます。
傷を前に向き合うこの場所が自分のファーストステージです。お客様に喜んでもらえる為に、自分の業、探究心を日々切磋琢磨して補修工事をお届けしていきます。
狭くても、寒くても、汚れても、傷を前に真剣に向き合い、五感をフル活用して、現場とお客様との幸せな和音をかなでたい「現場マニア」です。
「カエル」「そば」「アルコール」 癒し活力になくてはならない三大好物です。
※カエルは食べません!(笑)どうぞ宜しくお願いします。

電話でのお問い合わせにつきまして

当社のWebサイトをご覧いただきありがとうございます。

お電話でのお問合せですが、補修作業中は電話にでることができない場合があります。お時間をおいてしまうかもしれませんが、必ず折り返しいたしますのでご容赦ください。

可能であれば、お待ちいただく間に「お問い合わせ」からお写真をお送りくださるとより確かな概算のお見積り、施工の提案と合わせてご連絡さしあげることができるかと思います。